地域の素材ルート+サーベイ

長野県長野市松代町では、そこにしかない特別な素材があります。

その魅力を発信している、市の観光振興課とコンタクトを取ることで、それぞれの素材を取り扱う業者と繋がり、地域の素材を入手することができました。

柴石

松代町の柴という地域でしか採れない「柴石」は、断面に独特な模様が現れており、採石する山の深さによって白と紫の2つの色を持ちます。

松代焼

松代町で湧く温泉を釉薬として焼く「松代焼」は松代を代表する伝統的な工芸品です。

セガ材・有閑材

計画敷地の近所にあり、改修予定だった家の図面を保管していた木材屋さん。

そこでは一度建材として用いられた有閑材や、丸太を製材する際に出た「セガ材」と呼ばれる端材が格安で販売していました。

麦・稲

施主家族が庭で毎年麦と稲を育てており、藁や籾殻を断熱材や仕上げなどに利用できないか考えました。

サンプルづくり

柴石や、松代焼、セガ材、籾殻など、地域の素材をデザインに組み込めないか、サンプルとして実際に作成しました。

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