柔らかな光がさしこみ、穏やかな風が通り抜ける、庭がぐるりとまわる家の提案です。東京都豊洲に新築されるタワーマンションの一室で、明るく風通しの良い、豊洲のカラッとした環境の中で暮らしていることを実感できる住まいをつくることを目指しました。
多様な日照、通り抜ける風、点在する水場という環境の要素に加え、人を招き入れられる動線を重ねて考えると、外のような中にぐるりと包まれている回廊形式が浮かび上がりました。 従来のマンションのような、ひとつの個室にひとつずつ外が割り当てられるようなものではなく、ひとつ大きな空間に全ての窓を向き合わせ、環境と連続する明るいまどろみをつくれないかと考えました。
- 設計
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統括・意匠冨永美保・伊藤孝仁・高田幹人/tomito architecture
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協力三井不動産レジデンシャル
- 工事
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監理冨永美保・伊藤孝仁・高田幹人/tomito architecture
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施工大林組
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撮影Takasi Otaka
- 概要
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所在地東京都中央区
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主な用途住宅
- 掲載
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三井住空間デザインコンペhttps://www.japan-architect.co.jp/j-kukan/past_winners/9th.html