ナミワケ荘(霞目キャンパス)


福祉と地域をつなぐ「出張所」

1Fに就労継続支援・地域食堂・レンタル工房、2Fに多国籍ケアスタッフの社員寮からなる福祉の町家です。
しばらく敷地に身を置くと、バスの乗り降りや、小学生の登下校、対岸の神社の参拝など様々な人のサイクルの重なりがある場所でした。古い集落でもあり、地域のへそのような結節点でもある敷地に、異なる高さ・方向・用途を持った3つの建築が連棟し、それらを改修のような手つきで接合・分解することで町の日常に編み込れる建築を目指しています。

  • 設計
  • 建築
    冨永美保・林恭正・柳沢優志・市川竜吾/tomito architecture
  • 構造
    鈴木芳典・鶴田翔/TECTONICA
  • 設備アドバイス
    山下直久・松井知行/Comodo設備計画
  • 工事
  • 監理
    冨永美保・柳沢優志・市川竜吾・林恭正/tomito architecture
  • 施工
    八鍬英幸・菱沼真紀夫/ジャパンビルド株式会社
    小柴剛・鈴木祥晃/株式会社ユニホー
  • 概要
  • 所在地
    宮城県仙台市若林区
  • 主な用途
    寄宿舎+飲食店+就労継続支援B型
  • 敷地面積
    305.67㎡
  • 建築面積
    153.54㎡
  • 延床面積
    225.44㎡
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