マンションの展示場ギャラリーを再利用して、さがみはら地域の【活動の交差点】として活動を展開してきた〈アートラボはしもと〉。
そこでは、大学生や近所の子供たち、商店街の店主などさまざまな興味・特技・目的をもつ多様なプレイヤーが、アートをきっかけに土地の資源を発見し、みんなで手を動かす中で、この土地でしか生まれない物語を編み出しています。
このプロジェクトは、老朽化により取り壊される展示場ギャラリー跡地に〈アートラボはしもと〉を再整備するものです。
みんなの「つくる」「過ごす」をきっかけに、まち・ひと・出来事が豊かに混ざりあってゆく、100変化するアートラボを考えています。
公園のような、ラウンジのような、工房のような、シアターのような、……
美術館というプログラムから抜け出したときに起きる、多様な活動の連続が、長い時間軸のなかで、出来事の立面としてまちの風景となっていくことを目指します。
- 設計
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発注者相模原市
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建築冨永美保・畠山亜美・藤城滉俊/tomito architecture
常山哲男/ANT空間研究所
川見拓也/川見拓也建築設計事務所
吉村萌里/2022冬インターン -
構造鈴木芳典/TECTONICA
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設備山下直久/コモド設備計画
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積算小川悟史/二葉積算
- 概要
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所在地神奈川県相模原市緑区
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構造重量鉄骨造2階建
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敷地面積990m²
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延床面積1250㎡